中村天風さんのクンバハカ法は、現代社会のストレスへの対処や感情のコントロールに最適の方法と言われています。
今回はそんなクンバハカ法の詳しいやり方とコツについての記事を書いてみました。
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クンバハカ法とは?
クンバハカとはインドのヨガの秘法のことで
クンバハカを生み出した中村天風さん。
「神経反射の調節法」「お尻締め」
等とも呼ばれています。
クンバハカを習慣にすることができれば
日々のストレスに強くなり、
感情をコントロールすることが
できるようになっていきます。
クンバハカ法のやり方!
クンバハカ法のやり方は下記の通り。
1:肛門をぐっと締め上げ
2:肩の力を抜く
3:下腹に気を込める
これら
1~3を同時に行うことがポイントです。
肩の力を抜く⇒横隔膜神経を安定させる
肛門を絞める⇒仙骨神経を安定させる
丹田に気を込める⇒腹腔神経のを安定させる
など、各神経をストレスから守る効果があります。
ただ、私の場合、
クンバハカをやってみたけど
「これであっているのかな?」
「ちゃんとできているかわからない」
と自分が正しくできているのかわからない
という時期がありました。
これだとやり方がわかってても続かないですよね。
そんな時でも簡単に
クンバハカができるようになるコツがあります。
誰でもできるようになる簡単なコツ
それは、
1:両手の小指を曲げる
2:両足の親指を曲げる
「なんじゃそりゃ??」
と思っちゃいますが、
これ、本当に効果的な方法なんです。
なぜかというと、
両手の小指を曲げる:肩の力が抜け、肛門が締まる
両足の親指を曲げる:下腹に気がこもる
からなんです。
これだけで、
クンバハカに必要な感覚を養うことができちゃいます。
是非、試しに
やってみてください。
いつもと感覚が違うのを感じるはずです。
やることは、
両手の小指を折り、両足の親指を曲げる
これだけです(´ー`)!
めちゃくちゃ簡単でしょー?
姿勢
しかも、クンバハカでは正しい姿勢の取り方など
小難しいテクニックは一切いりません。
寝ていても、座っていても、立っていても
どんなときでも行えます(´ー`)!
クンバハカから得られる効果
◆ストレスに強くなる
◆ストレスで乱れた自律神経を整える
◆泌尿器疾患、前立腺肥大のある人にも
効果が期待できる
◆若返り効果がある
◆免疫力がアップする
◆病気の予防ができる
などクンバハカは
これ以外にも多くの効果を期待できます。
また、クンバハカを習慣にすることができれば
ストレスを回避できるので
長生きができるようになるそうですよ。
クンバハカを行うベストなタイミングは?
クンバハカ法を行うベストなタイミングは
ストレスを感じたとき
と言われています。
下記、天風さんの文章になります。
腹が立つこと、心配なこと、
恐ろしいこと、何かにつけて感情、
感覚の刺激衝撃を心に感じたら、
すぐ肛門を締めちまう(引用元:成功の実現)
天風さんも、そういわれています。
私もなにかにつけ、
ストレスを感じた瞬間だけ
「今だ!」とクンバハカを行うように心がけています。
1日にどれくらい行うのがいい?
天風さんの本の内容では、
このクンバハカを
日に何千回も行うのがいいと言われています。
=習慣にましちゃいましょー!
ということですね。
だけど実際1日に何千回も行おうとしても
いつの間にか忘れちゃってるんですよね(;・∀・)
習慣にするためには絶対習得するんだという
強い意思が必要になりそう。
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呼吸法のやり方!
このクンバハカ法と同時に行うと
さらに効果的だと言われている
呼吸法があります。
それが、
クンバハカ呼吸法です。
こちらも難しいテクニックはいりません。
クンバハカの体の状態を維持しながら
深呼吸をするだけ。
息を吸うときよりも出すときが肝心なのよ、
呼吸っていうのは。深呼吸は出すだけ。
最初、肺臓の中の悪ガスを出すことが
大事なんです。肛門は締めておいて、
肩だけ落として、腹の方は考えないで、
息を出すだけ出しちゃう。(引用元:成功の実現)
これを習慣にすると
さらにストレスに強くなる感覚を得られます。
まとめ
★クンバハカは、
肩の力を抜く、肛門を絞める、下腹に気を込める
の3つの動作を同時に行うことがポイント。
★自分のやり方が合っているかわからない方は
両手の小指を折る、両足の親指を折る
をやってみてください。
★クンバハカ呼吸法の基本は
息を吸うことよりも吐くことを意識して
深呼吸を行うこと。
★効果を感じるには習慣化することが大切。
普段から意識的に
クンバハカを取り入れてみましょう
以上を踏まえた上で
是非、挑戦してみてくださいね(^ω^)!